星野源のヤバさを実感した時の話

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僕はしばしば、父親に良いと思った曲を紹介する。とりあえず、誰かしらにオススメしたいからだ。感動を共有したい。それに、僕の父親は歌が上手いから、僕の好きな曲をカラオケで歌ってほしい、という願いもある。

 

紹介する曲は僕の好みからしてロックバンドの曲が多い。RADWIMPSとかBUMPとか凛として時雨とか。

 

たいてい反応は良くない。

 

「それより〇〇きけ(〇〇には昭和に活躍したミュージャンがはいる)」と言われる。

 

フレデリックを紹介した時は、「こんなんがいいのか」と言われた。とけた電球を紹介した時には、「よくわからん」と言われた。

 

当然、年代が違えば価値観が違う。それはわかるのだけれど、釈然としない。

むしろ僕は年代が違うからこそきいてほしいのだ。

 

今ってこんなバンドあるんだぜ! ヤバくね?! チョーかっこいいっしょ?!

 

という気持ちなのだ、僕は。現代っ子の一人としてオッサンにも広めていきたいのだ。

 

だってRADきいてほしいし。サンボマスターとか、キュウソネコカミとかきいてほしいし。

 

そんな感じで、このあいだは星野源を紹介した。ロックから外れた音楽ならどうだろう、と思って。「恋」が流行ってるし。

 

星野源知ってる? めっちゃいいんやけど」

そして、恋のMVをみせた。

父親は、またか、とでも言いたげだった。しかし僕のスマホを片手にじっとMVを見ると、

「これはわかるわ」と父親はつぶやいた。

 

おいおいまじかよ。

 

星野源やべぇ……。僕はおそろしささえ感じた。これが大衆音楽というものか、と。あの2000年代の邦楽ロックをまったく解さない父親の心に平成のサウンドを響かせたのだ。

 

星野源やべーよ。すげーよ。